計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
福岡およびその風上域に位置する福江島においてPM_<2.5>の組成を比較し、九州北部地域での長距離輸送分の寄与を評価した。PM_<2.5>主要成分のうち硫酸塩および粒子状有機物の大部分は長距離輸送分が占めるが、硝酸塩は福岡の都市大気汚染によるものが主体である。多環芳香族炭化水素類の比を用いた発生源指標は、両地点とも春・冬季は石炭由来、夏季は石油由来の成分の優越がみられた。個別粒子マススペクトルメータ分析により、春季の福江島では鉛(Pb)は多くの場合K, Fe, Na, Znなどと内部混合していることが判明した。
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Aerosol and Air Quality Research
巻: (in press)
DOI: 10.4209/aaqr.2013.01.0006
Atmospheric Environment
巻: 74 ページ: 29-36
DOI: 10.1016/j.atmosenv.2013.03.033
大気環境学会誌
巻: 45(5) ページ: 227~234
DOI: 10.11298/taiki.45.227
J Atmos Chem
DOI:10.1007/
http://www.tuat.ac.jp/~aerosol/en/index.html