研究領域 | 中近世における宗教運動とメディア・世界認識・社会統合:歴史研究の総合的アプローチ |
研究課題/領域番号 |
20H05720
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
赤江 雄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (50548253)
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研究分担者 |
駒田 亜紀子 実践女子大学, 文学部, 教授 (00403866)
荒木 文果 慶應義塾大学, 理工学部(日吉), 講師 (40768800)
原 基晶 東海大学, 文化社会学部, 准教授 (50412218)
梶原 洋一 京都産業大学, 文化学部, 助教 (50844552)
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研究期間 (年度) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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キーワード | 托鉢修道会 / メディア |
研究実績の概要 |
本研究プロジェクトは、初年度の2020年度は、各自、ノートパソコンなど必要な機器など研究環境を整え、総括班の主導で導入されたSlackとzoomを活用して、本研究プロジェクトにかかわる文献情報の交換および蓄積を行い、メンバー間でのプロジェクトに関する共通認識の構築に務め、各自の研究課題を深めた。2021年度も同様に、オンラインでの情報交換を続けながら、個別の研究課題を進めた。もっとも重要な成果は、原による日本語単著の公刊である。また、他研究班と合同で第1回全体集会を開催し、領域研究および計画研究の趣旨を報告するとともに、次年度に向けて参加者で意見交換を行なった。ここでは2022年に荒木文果が Premio Daria Borghese(ダリア・ボルゲーゼ賞)を受賞することになった研究を進め、研究協力者である白川太郎も報告を行った。赤江は論文集を纏めた。また他メンバーも個別論文を発表することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナのために史料収集作業を行うための海外出張等が不可能になったために、それを前提にしていた部分の研究の進展にはどうしても遅れが生じてしまっている。しかし、その分、ディシプリンが異なるメンバー間での、研究課題を巡る認識についての議論を行うことになった点が予期せぬプラスである。
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今後の研究の推進方策 |
状況を注視しつつ可能なかぎり海外での史料収集作業を再開し、研究成果のとりまとめに努める。
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