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2023 年度 研究成果報告書

計算機科学アプローチによる組合せ遷移の展開:アルゴリズムの自動生成に向けて

計画研究

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研究領域組合せ遷移の展開に向けた計算機科学・工学・数学によるアプローチの融合
研究課題/領域番号 20H05793
研究種目

学術変革領域研究(B)

配分区分補助金
審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅳ)
研究機関東北大学

研究代表者

伊藤 健洋  東北大学, 情報科学研究科, 教授 (40431548)

研究分担者 和佐 州洋  法政大学, 理工学部, 准教授 (00781337)
山内 由紀子  九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (10546518)
小林 靖明  北海道大学, 情報科学研究院, 准教授 (60735083)
大舘 陽太  名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (80610196)
研究期間 (年度) 2020-10-02 – 2023-03-31
キーワード組合せ遷移 / グラフアルゴリズム / 列挙アルゴリズム / 分散アルゴリズム
研究成果の概要

計算機科学を背景分野とする本計画研究では,繰越期間を含む3.5年間に査読付き学術論文を73件発表した.これらの研究に依り,様々な組合せ遷移問題に対するアルゴリズムの事例研究を推進できただけでなく,大目標に掲げていた「組合せ遷移のアルゴリズム的メタ定理」の構築にも成功した.また,近接分野である列挙や分散計算の手法を組合せ遷移に取り入れ,それを還元することで生まれた成果もある.さらには,他の計画研究班や領域外の研究者らと協働し,組合せ遷移のアルゴリズム理論の様々な展開にも取り組むことができた.

自由記述の分野

アルゴリズム

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究のアルゴリズム的メタ定理は,遷移ステップ数をパラメータとせず,グラフ構造指標のみに基づいており,そのようなメタ定理の構築は世界初である.我々のメタ定理によって,優に30を超える組合せ遷移問題が,個別にアルゴリズムを設計することなく解ける.その他,組合せ遷移問題のベンチマークデータの作成・分析,産学連携研究を通した配電網の停電復旧アルゴリズムの開発等,組合せ遷移の新たな研究展開や社会実装に向けた研究も行うことができた.

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公開日: 2025-01-30  

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