研究領域 | 環太平洋の環境文明史 |
研究課題/領域番号 |
21101003
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
青山 和夫 茨城大学, 人文学部, 教授 (70292464)
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研究分担者 |
井上 幸孝 専修大学, 文学部, 准教授 (20399075)
本谷 裕子 慶應義塾大学, 法学部, 准教授 (30407134)
井関 睦美 慶應義塾大学, 文学部, 助教 (50439238)
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キーワード | メソアメリカ文明 / 環境史 / 考古学 / 歴史学 / 文化人類学 / 物質文化 / 歴史的教訓 / 国際情報交換 |
研究概要 |
本研究の目的は、メソアメリカを代表するマヤ文明とアステカ文明の考古学研究、植民地時代の歴史学研究、現代マヤ人の民族学研究を総合化し、メソアメリカ文明の盛衰に関する基礎的かつ実証的な通時的データを提供・分析することである。これは当該地域の時代毎の特性やその存続と変容を追う我が国初の研究であり、世界的にも斬新な研究を創造することが期待される。メソアメリカという非西洋型文明に関する実証的な通時的データと計画研究A01の湖沼年稿堆積物による高精度環境史復元と照らし合わせて、メソアメリカの環境文明史、つまり、メソアメリカの人々がいつ、なぜ、どのように環境に適応し、文明が盛衰したのかを詳細に明らかにし、その歴史的教訓と今日的意義を探求していく。青山は、高精度環境史復元のための年稿堆積物を採集する湖沼を調査する上で、計画研究A01の研究者に協力した。さらに、マヤ文明のセイバル遺跡の神殿ピラミッド跡と王宮の建造物跡などの層位的発掘調査、出土石器の分析を行った。井関は、メキシコ市の博物館において、本研究に関連するアステカ文明の資料を収集し、調査を実施した。井上は、植民地時代のナワ(アステカ)先住民の土地・景観認識の研究を進めると同時に、メキシコへ出向いて文書館調査と実地調査(踏査)を実施した。本谷は、メキシコにおける一大マヤ民芸品市場であるサンクリストーバル・ラス・カサスやカンクンにおいて、グアテマラ産民芸品の売買状況に関する調査を続行した
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