研究領域 | 量子サイバネティクス - 量子制御の融合的研究と量子計算への展開 |
研究課題/領域番号 |
21102006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
占部 伸二 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20304040)
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連携研究者 |
田中 歌子 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 講師 (20359087)
豊田 健二 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助教 (20314403)
早坂 和弘 情報通信研究機構, 研究マネージャー (10359086)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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キーワード | イオントラップ / 量子情報処理 / 量子エレクトロニクス / レーザー冷却 |
研究概要 |
多領域からなるプレーナートラップを開発し、イオンの移動実験に成功した。さらに微小な永久磁石をトラップ基板の裏面に配置し、量子状態制御が可能な高い磁場勾配を発生させた。誘導ラマン断熱通過を用いて、幾何学的位相因子のみによるユニバーサルな単一量子ビットゲート操作を初めて実現した。デコヒーレンスフリーな2イオンの量子もつれ状態の生成、および多準位誘導ラマン断熱通過の原理を用いて、4イオンのディッケ状態の高忠実度生成に成功した。正三角形に配置した極低温状態の3イオンからなる量子回転子を実現し、そのトンネル効果によるアハラノフ・ボーム効果の観測に成功した。
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