研究領域 | 多彩なフレーバーで探る新しいハドロン存在形態の包括的研究 |
研究課題/領域番号 |
21105005
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
飯嶋 徹 名古屋大学, 現象解析研究センター, 教授 (80270396)
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研究分担者 |
足立 一郎 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (00249898)
河合 秀幸 千葉大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60214590)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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キーワード | 素粒子実験 / 実験核物理 / 放射線検出器 / 半導体検出器 |
研究概要 |
本計画研究では、三実験プロジェクト(Bファクトリー実験、LEPS実験、KEK-E325/J-PARC-E16実験)に参画する研究者が協力し、将来の高輝度施設における実験に向けた測定器開発研究を強力に進めることを目的としている。 平成25年度においては、特に、名古屋大学において独自開発を進めている次世代粒子識別装置である「TOP Counter」の高輝度Bファクトリー実験への実装に向けて、実機用マイクロチャンネル内蔵型光電子増倍管(MCP-PMT)の量産を進め、生産された製品の性能検査、また磁場中での動作試験を詳細に行った。また、Belle II 実験で使用するTOPカウンターの最終デザインにもとづくプロトタイプ検出器のビームテストをSPring-8において行い、明瞭なリングイメージと、ほぼ予想通りの速度分解能を得ることに成功した。さらに、量産検出器の性能チェックを行うための宇宙線テストベンチの製作を進めた。以上により、Belle II TOP 検出器の量産体制がほぼ整った。また、光電面の劣化(寿命)を改善する手法についても調査を進めた。 Belle II 検出器のエンドキャプ部に設置される「エアロジェルRICH」検出器用のHAPD光検出器についても、コバルト照射施設を使用した耐放射線試験を繰り返して、放射線耐性を確認し、実機用HAPDの仕様確定を行った。DESYにおいてビームテストを行い、ほぼ期待通りの性能を確認した。 また、Bファクトリーのみならず将来の高輝度実験に有用となる高速データリンクの開発を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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