計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
本申請課題では、未だ合成手法の限られる巨大なπ電子系分子の合成法を新たに開拓し、その合成法を鍵とした新物質の創造と、特異な機能性の探索を行うことを目標とした。グラフェンナノリボンについては、同一時空間反応集積化の概念に基づく、幅を原子単位で制御したグラフェンナノリボンの合成につながる合成法の開発に成功した。かご型オリゴチオフェンや四面体型オリゴチオフェンについては、高効率の合成条件を見出すことができ、サイズの異なる分子の合成にも成功した。π拡張プロペランについては、プロペラン主骨格の効率的合成法の開発に成功し、フルオランテンやペリレン骨格を有するプロペランの合成を行った。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 4件) 図書 (2件) 備考 (5件)
J. Am. Chem. Soc
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10.1021/ja309599m
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http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/kubo/