計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
個々の分子を思い通りに組織化することで分子間コミュニケーションを演出し、分子一つ一つには見られなかった新しい反応性、電子的特性、磁性などを生み出すための分子組織化学研究を行った。バイオインスパイアードな方法論、超分子化学的な方法論を用い、各種金属錯体を自在配列化し、特徴的な電子的相互作用を生み出すことに成功した。例えば、4重ロタキサン構造により自己組織的に会合することで、フタロシアニンとポルフィリンが面と面を合わせてスタッキングしたアレイを構築した。この超分子アレイを用いることで、金属イオン間の可逆的なスピン間相互作用のスイッチング現象を見出した。
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すべて 雑誌論文 (11件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 15件) 備考 (1件)
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http://supra.chem.nagoya-u.ac.jp/