研究領域 | 非コードRNA作用マシナリー |
研究課題/領域番号 |
21115008
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京理科大学 (2013) 東京大学 (2009-2012) |
研究代表者 |
和田 猛 東京理科大学, 薬学部, 教授 (90240548)
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研究分担者 |
竹下 文隆 独立行政法人国立がん研究センター研究所, 分子細胞治療研究分野, 主任研究員 (40466199)
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研究期間 (年度) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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キーワード | 非コードRNA / 核酸医薬 / ホスホロチオエートRNA / 立体制御 / siRNA / がん |
研究概要 |
研究代表者の和田は、リン原子の立体が厳密に制御された光学活性ホスホロチオエートRNAの実用的合成法の開発に成功した。さらに、光学活性ホスホロチオエートRNAと相補的な塩基配列を有するRNAとの二本鎖形成能を調べ、リン原子の絶対立体配置がRNA二本鎖の熱力学的安定性に及ぼす効果を明らかにした。一方、研究分担者の竹下は、PS-siRNAのRNA分解酵素に対する安定性を検討し、PS結合はが1箇所ならばsiRNA配列の中央から3’末端側、光学活性体では、Rp体よりSp体、PS結合5箇所導入siRNAは、5’よりも3’末端側で安定性が向上し、生体へ投与した際もRNAi効果が高いことが示唆された。
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