計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
ショウジョウバエ遺伝学と生化学を用いて、自然炎症に関与するシグナルメカニズムの解明を試みた。細胞死実行因子カスパーゼの活性変異体は、ストレスに脆弱である。その原因として、野生型ではストレス依存的に腸細胞でカスパーゼが活性化し、腸環境の恒常性が維持されて生存するが、変異体ではそれが起こらず、毒性成分が体液中に上昇して個体死した。変異体の体液中に上昇する因子をオミクス解析したところ、ストレスによって上昇するアミノ酸代謝産物が同定され、その代謝経路がストレス応答に関与することを明らかにした。このようなストレス依存性のアミノ酸代謝産物は、非感染性炎症疾患のバイオマーカーとして有用であると考えられる。
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