• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

ユビキタスセンサに基づく対話行動認識プラットフォーム

計画研究

研究領域人とロボットの共生による協創社会の創成
研究課題/領域番号 21118003
研究機関株式会社国際電気通信基礎技術研究所

研究代表者

萩田 紀博  株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 知能ロボティクス研究所, 研究員 (40395158)

研究分担者 塩見 昌裕  株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 知能ロボティクス研究所, 研究員 (90455577)
研究期間 (年度) 2009-07-23 – 2014-03-31
キーワード対話行動認識 / 環境表現 / ユビキタスセンシング
研究概要

本研究では,ロボットの周囲の人々の基本的対話行動認識技術の確立を最終的な目的として,ハードウェア・ソフトウェアの両面から研究開発を行う.具体的には,まず,基本的対話行動を表すデータを,どのような計測領域においても,また計測領域を拡張・移動させても,瞬時に取得できるユビキタスセンシングシステム構築技術を確立する.次に,ユビキタスセンシングシステムによって計測されるデータを蓄積し,人々が何処で,何に注目してどのように対話しているのか,あるいはしようとしているのかといった,様々な基本的対話行動をモデル化する.このモデルと実環境で取得されるデータに基づき,共生型ロボットが実環境で行動する際に参照する基本的対話行動に基づく環境表現を構築する技術を確立する.この目的を達成するため,平成25年度は以下の項目を実施した.
A:小学校へのユビキタスセンシングシステム構築.これまでに開発したユビキタスセンシングシステムを京都府精華町立東光小学校の理科室に導入し,小学生の理科の授業における学びの様子を2ヶ月にわたって計測する実験を行った.また,ユビキタスセンシングシステムと連動して動作するロボットシステムを構築し,小学生の理科室で子どもたちとクイズなどのやり取りを通して学習支援を行う実験を行った.
B:基本的対話行動モデル構築.3次元測距センサ・カメラ・マイクロホンアレイを組み合わせたユビキタスセンシングシステムを用いて,小学生の理科の授業における音源アクティビティの分析,笑いイベントの分析などの,学びの様子に関する情報を抽出できることを確認した.

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (11件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 信号の動きの相関性に注目した知覚の結び付け手法2014

    • 著者名/発表者名
      池田徹志 , 石黒浩 , ディラングラース , 塩見昌裕 , 宮下敬宏 , 萩田紀博
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌 (情報・システム: D)

      巻: Vol.J97-D; No.3 ページ: 687-699

    • 査読あり
  • [学会発表] 小学校理科室における笑いイベントの分析2014

    • 著者名/発表者名
      石井 カルロス寿憲,波多野 博顕,萩田 紀博
    • 学会等名
      日本音響学会2014年春季研究発表会
    • 発表場所
      日本大学理工学部(東京)
    • 年月日
      20140310-20140312
  • [学会発表] センサネットワークシステムによる小学校理科室のデータ収集および分析2014

    • 著者名/発表者名
      石井 カルロス 寿憲
    • 学会等名
      平成25年度 人ロボット共生学シンポジウム
    • 発表場所
      東京大学 本郷キャンパス 福武ホール
    • 年月日
      20140111-20140112
  • [学会発表] センサネットワークシステムによる学校理科室のデータ収集および分析2014

    • 著者名/発表者名
      塩見 昌裕
    • 学会等名
      平成25年度 人ロボット共生学シンポジウム
    • 発表場所
      東京大学 本郷キャンパス 福武ホール
    • 年月日
      20140111-20140112
  • [学会発表] 複数のマイクロホンアレイを用いた理科室における音源アクティビティの分析2013

    • 著者名/発表者名
      石井カルロス寿憲,Jani Even,塩見昌裕,萩田紀博
    • 学会等名
      第38回 人工知能学会 AIチャレンジ研究会(SIG-Challenge)
    • 発表場所
      早稲田大学(東京都)
    • 年月日
      20131206-20131206
  • [学会発表] 小学校の理科室で活動するロボット2013

    • 著者名/発表者名
      塩見昌裕,神田崇行,石井カルロス寿憲,小泉智史,萩田紀博
    • 学会等名
      第10回子ども学会学術集会
    • 発表場所
      岡山県立大学
    • 年月日
      20131012-20131013
  • [学会発表] 理科室で子どもたちの好奇心向上に寄与するロボット2013

    • 著者名/発表者名
      塩見昌裕,神田崇行,石井カルロス寿憲,小泉智史,萩田紀博
    • 学会等名
      第31回 日本ロボット学会学術講演会(RSJ2013)
    • 発表場所
      首都大学東京 南大沢キャンパス(東京都八王子市)
    • 年月日
      20130904-20130906
  • [学会発表] 軽微な失敗時におけるロボットの視線がもたらす印象変化2013

    • 著者名/発表者名
      塩見昌裕,中川佳弥子,萩田紀博
    • 学会等名
      第31回 日本ロボット学会学術講演会(RSJ2013)
    • 発表場所
      首都大学東京 南大沢キャンパス(東京都八王子市)
    • 年月日
      20130904-20130906
  • [学会発表] 複数のマイクロホンアレイによる音声アクティビティ:小学校理科室におけるデータ分析2013

    • 著者名/発表者名
      石井カルロス寿憲,エバンヤニ,塩見昌裕,小泉智史,萩田紀博
    • 学会等名
      第31回 日本ロボット学会学術講演会(RSJ2013)
    • 発表場所
      首都大学東京 南大沢キャンパス(東京都八王子市)
    • 年月日
      20130904-20130906
  • [学会発表] 小型二足歩行ロボットのための慣性センサを用いた床面種類の識別手法の提案2013

    • 著者名/発表者名
      塩見昌裕,松村礼央,宮下敬宏,石黒浩,萩田紀博
    • 学会等名
      第31回 日本ロボット学会学術講演会(RSJ2013)
    • 発表場所
      首都大学東京 南大沢キャンパス(東京都八王子市)
    • 年月日
      20130904-20130906
  • [備考] 人とロボットの共生による協創社会の創成「人ロボット共生学」

    • URL

      http://www.irc.atr.jp/human-robot-symbiosis/

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi