研究領域 | 現代社会の階層化の機構理解と格差の制御:社会科学と健康科学の融合 |
研究課題/領域番号 |
21119002
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
橋本 英樹 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50317682)
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研究分担者 |
堤 明純 産業医科大学, 産業医実務研修センター, 教授 (10289366)
大江 和彦 東京大学, 医学部付属病院, 教授 (40221121)
山岡 和枝 国立保健医療科学院, 技術評価部, 室長 (50091038)
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キーワード | 社会経済格差 / 健康 / ストレス・心理 / 社会階層 / 就労 / 医療サービス / 成人 / 子ども |
研究概要 |
本領域研究計画の中核事業として各計画領域・公募研究班が共同できる大規模多目的共用パネル調査を実施し、社会格差と健康のメカニズム解明班(A02)班での脳画像イメージ調査などの後続関連調査のサンプル抽出のためのフレームも用意した。具体的には地域調査(25-50歳成人、東京周辺4都市、調査実数4200人余)の第1回調査を実施した。調査実施にあたり、コンピューター支援型質問票を開発し、インターネットならびにスタンドアローンの小型PCを用いてデータを収集した。地域調査の初回データについては、データを整備したうえで、各班(A02-06班)に提供し、初期的分析を進めるための支援を行った。調査結果については、実施地点の協力自治体に対して、一部結果の報告を行うとともに、今後地域政策の基本資料として、分析を継続的かつ連携のもと実施することで合意を得た。また初期分析結果の抜粋について、参加者に対して、中間報告としてフィードバックを行った。本調査データを将来的に公開データセットとして整備するうえで、国外研究者への便宜を図るために、質問票について英訳版を作成した。さらに、本調査対象の全国的位置づけを明らかにするため、インターネットモニターを利用した全国調査を実施し、3700人のデータを追加的に収集し、地域データから得られた結果のベンチマーキングを実施した。また職域調査について一部の事業所において初回横断調査を実施した。
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