計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
メッセージの含意(発話の意図)を伝達できる記号コミュニケーションを支えるシステムが創発する過程を,調整ゲームを用いた言語進化実験により明らかにした.その形成過程には,共通基盤の構築,記号の字義通りの意味を表わす記号システムの共有,役割分担の形成という3つの段階があり,それぞれが次段階の足場となる.第3段階では,ターンテイクを適切に行うことで含意の伝達が実現されることがわかった.実験の詳細な分析と認知アーキテクチャACT-Rを用いたシミュレーション解析により,役割反転模倣,互いに類似した記号システム,多義性の少ない記号システムを初期段階から作ることが形成要因として重要であることが示唆された.
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (9件) 図書 (1件)
Springer Transactions on Computational Science
巻: (in press)
Advances in Cognitive Neurodynamics (III)(Y. Yamaguchi (Ed.))(Springer : Berlin)
ページ: 453-460
第30回日本認知科学会予稿集
ページ: 18-24
第3回知識共創フォーラム予稿集
巻: vol.3 ページ: III 8-1
日本認知科学会第28回大会論文集
ページ: 45-52
World Scientific
ページ: 482-483
Proceedings of the 34th Annual Meeting of the Cognitive Science Society (CogSci2012), N. Miyake, et al. (Eds.)
ページ: 779-784
Physics of Life Reviews
巻: Vol.8,No.4 ページ: 365-366
International Journal Bio-Inspired Computation
巻: Vol.3,No.3 ページ: 168-178