計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
Mplを骨髄球細胞株に強制発現させ蛍光標識した。その結果、Mplはリガンドの有無にかかわらず単量体・二量体の平衡状態で存在することを明らかにした。Mpl二量体の寿命はリガンド存在下で延長し、Mplのリン酸化はアダプタータンパク質Shcのノックダウンにより阻害された。一方、安定化されたMpl二量体はMplのリン酸化を促進した。本研究により、サイトカイン受容体の単量体・二量体平衡による正のフィードバック制御という、新規のリン酸化制御機構を明らかにした。これは、低いサイトカイン濃度で標的細胞を効率よく刺激するのに重要だと思われる。また、Mplの局在を観察するために超解像蛍光顕微鏡を開発した。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
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