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2014 年度 研究成果報告書

時間反転対称性を破る超伝導体の新奇界面現象

計画研究

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研究領域対称性の破れた凝縮系におけるトポロジカル量子現象
研究課題/領域番号 22103002
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関京都大学

研究代表者

前野 悦輝  京都大学, 理学研究科, 教授 (80181600)

研究分担者 柏谷 聡  独立行政法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 首席研究員 (40356770)
浅野 泰寛  北海道大学, 大学院工学研究院, 准教授 (20271637)
入江 宏  日本電信電話株式会社NTT 物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, 研究員 (20646856)
赤崎 達志  高知工業高等専門学校, 電気情報工学科, 教授 (10393779)
連携研究者 寺嶋 孝仁  京都大学, 低温物質科学研究センター, 教授 (40252506)
米澤 進吾  京都大学, 大学院理学研究科, 助教 (30523584)
石田 憲二  京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (90243196)
前川 禎通  独立行政法人日本電子力研究開発機構, 先端基礎研究センター研究推進室, センター長 (60005973)
柏谷 裕美  独立行政法人産業技術総合研究所, 計測フロンティア研究部門, 主任研究員 (60443181)
村木 康二  日本電信電話株式会社NTT 物性科学基礎研究所, 量子電子物性研究部, グループリーダー (90393769)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワードトポロジカル量子現象 / カイラル超伝導 / ルテニウム酸化物 / スピン三重項超伝導 / 超伝導接合 / エッジ状態
研究成果の概要

時間反転対称性を破る超伝導体でのトポロジカル量子現象、特にその新奇界面現象について、ルテニウム酸化物Sr2RuO4、および、従来型超伝導体・強磁性体のハイブリッド構造で研究を進めた。
そして、スピン三重項超伝導ならではの半整数磁束量子を観測し、軌道部分の時間反転対称性が破れた「カイラル超伝導」特有の界面状態も観測した。また、超伝導一次相転移など、超伝導対称性の完全理解のための重要事実を積み上げた。さらにトポロジカル超伝導に特有の奇周波数状態の理論を深めて、微小試料で観測する提案を行った。また、奇周波数超伝導の舞台であるSr2RuO4と強磁性薄膜接合系の作製にも成功した。

自由記述の分野

低温物理学実験・超伝導

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公開日: 2016-06-03  

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