研究領域 | コンピューティクスによる物質デザイン:複合相関と非平衡ダイナミクス |
研究課題/領域番号 |
22104004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
張 紹良 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20252273)
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研究分担者 |
阿部 邦美 岐阜聖徳学園大学, 経済情報学部, 准教授 (10311086)
曽我部 知広 愛知県立大学, 情報科学研究科, 准教授 (30420368)
今堀 慎治 名古屋大学, 工学研究科, 講師 (90396789)
宮田 考史 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (90581645)
山本 有作 神戸大学, 大学院・システム情報学研究科, 教授 (20362288)
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キーワード | 計算物質科学 / 超大規模系 / 高速解法 / 線形方程式 / 固有値問題 / 最適化 |
研究概要 |
本研究では、物質デザインコンピューティクスに現れる様々な超大規模系の数理的諸特徴を研究すると同時に、最新の計算機を高度に駆使するための高速解法に対して総合的開発を行うことを目的とする。本研究の目標としては、解きにくい問題を簡単に、計算時間のかかる問題を高速に、計算精度の不十分な問題を高精度に解けるようにすることである。 1.線形方程式に帰着される物質デザインコンピューティクスの現状について調査した。 2.新型前処理手法の研究を行った。 3.高性能クラスタからなる並列システムを構築し、その上での前処理の並列技術を研究した。 4.物質計算の諸問題に対して、最適化のモデル構築に取り込んだ。 5.固有値問題の実用的なニーズに対して、特化した解法を開発した。 本研究で開発を行っている高速解法は、実問題に対する数値実験の結果、その有効性が確認された。 総合的開発の成果としては、我々は、専門家と利用者のインタラクションを計るため、様々なサービスを提供する計算サーバを構築し始めている。我が国に今現在そのようなシステムが存在しない現状に対して、我々はウェブサーバの構築を通して、専門家と利用者の双方にとって使いやすいインターフェスを有するものを目指す。
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