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2015 年度 研究成果報告書

タンパク質マトリクスを用いた新触媒の開拓

計画研究

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研究領域直截的物質変換をめざした分子活性化法の開発
研究課題/領域番号 22105013
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関大阪大学

研究代表者

林 高史  大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20222226)

連携研究者 小野田 晃  大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (60366424)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2016-03-31
キーワードタンパク質 / 反応場 / 物質変換 / 生体触媒 / 金属酵素
研究成果の概要

生体内での生合成や代謝反応は、いわゆる直截的な有機合成反応の基本例である。その効率的な反応には生体触媒である酵素の関与が必須である。化学の立場で直截的反応を設計する際に、酵素を目的に応じて改変して利用することは、有効なアプローチの一つと言える。我々は、タンパク質の空孔に非天然の金属錯体を挿入することにより、天然の酵素では実現が難しい反応(C-H結合の活性化、C-C結合形成、水素発生等)の実施や反応の立体選択性の向上などに結びつくことを本課題研究で明らかにした。さらに、タンパク質空孔の反応場を遺伝子操作によってチューニングすることにより、反応の活性や選択性の更なる制御も可能となることを示した。

自由記述の分野

生物無機化学

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公開日: 2017-05-10  

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