計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
旋光性媒質での無反射現象、自己補対メタ表面での周波数無依存応答など新たな概念を提案した。また、結合共振型メタマテリアルの応用として、電磁波の保存/再生や第2次高調波の高効率発生にも成功した。気体プラズマを導入したメタマテリアルの検討において、動的負屈折率状態と非線形性増強効果(非線形動力学的分岐現象と高調波生成)を確認した。電磁界解析を基にした遺伝アルゴリズムにより、位相特性を制御する任意形状メタマテリアル素子を開発し、数値的・実験的に妥当性を検証した。電磁場の基本式から系統的に回路モデルを導き、複雑な導体構造における現象を見通しよく表現する手法を与えた。
量子エレクトロニクス