研究領域 | シナプス・ニューロサーキットパソロジーの創成 |
研究課題/領域番号 |
22110006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
林 康紀 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (90466037)
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連携研究者 |
佐藤 正晃 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 客員研究員 (90518325)
上田 善文 独立行政法人理化学研究所, 小林脂質生物学研究室, 協力研究員 (60391877)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 海馬 / 記憶 / 神経細胞集成体 / シナプス可塑性 |
研究成果の概要 |
海馬は陳述記憶形成に重要である。しかし記憶がどのように表現され、いつまで海馬で保持されているか、想起時に再現されているのか不明である。これは海馬の神経細胞を長期に観察する事ができないためである。我々は海馬の約1000個の細胞の活動を仮想現実空間内で二光子顕微鏡Ca2+イメージングを用い長期観察した。行動学習の後に約2%の細胞が一連の行動の特定の時点で発火することが明らかになり、それは観察後2週間以上安定していた。更に全体の約20%の細胞がその日毎に表現に加わった。この表現は行動パタンに非常に特有で、行動パタンを変化させると再構成された。また記憶想起が起こっている時に必ずしも発火していなかった。
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自由記述の分野 |
総合領域
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