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2014 年度 研究成果報告書

骨髄由来細胞を介した腫瘍血管新生及び増殖における血液線維素溶解系の機能解析

計画研究

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研究領域がん微小環境ネットワークの統合的研究
研究課題/領域番号 22112007
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京大学

研究代表者

HEISSIG Beate  東京大学, 医科学研究所, 准教授 (30372931)

連携研究者 服部 浩一  順天堂大学, 医学(系)研究科, 特任先任准教授 (10360116)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワードがん / 酵素 / 細胞・組織 / 発生・分化 / 生体・分子
研究成果の概要

がん病態形成における、がん微小環境の重要性が注目されている。研究代表者らは、本研究で、血液線維素溶解系(線溶系)因子プラスミンの新規阻害剤のT細胞白血病・リンパ腫モデルへの投与が、マトリックスメタロプロテアーゼ-9の活性に依存したCD11b陽性F4/80陽性の骨髄由来細胞のがん組織への浸潤と、これに伴うリンパ腫の異常血管新生、及びその増殖を障害することを示した。また代表者らは、このプラスミン阻害剤が、CD45陽性CD11b陽性VEGFR-1陽性の骨髄由来細胞の動員抑制により、炎症性腸疾患にも有効であることを示し、がんを含む多くの疾患で、線溶系因子の創薬の標的分子としての重要性を示唆した。

自由記述の分野

血液学、腫瘍学、幹細胞生物学、免疫学

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公開日: 2016-06-03   更新日: 2021-04-07  

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