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2014 年度 研究成果報告書

感染・炎症によるゲノム不安定性と発がん機構

計画研究

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研究領域感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換
研究課題/領域番号 22114006
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関神戸大学

研究代表者

東 健  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60221040)

研究分担者 丸澤 宏之  京都大学, 医学研究科, 講師 (80324630)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワードヘリコバクターピロリ / 胃がん / AID / ヘリコバクタースイス / 胃MALTリンパ腫 / CXCL13 / インターフェロンガンマ
研究成果の概要

ピロリ感染陽性の胃がん症例のがん部と非がん部胃炎粘膜について、全エクソン解析を行った結果、がん部だけでなく、慢性胃炎粘膜にもTP53遺伝子やARID1A遺伝子に変異が蓄積していることが明らかとなった。次に、全エクソン解析で得られた胃がんにおける遺伝子変異について、塩基変化パターンの解析を行った結果、胃がん部だけでなく非がん部胃炎粘膜における遺伝子変異パターンもAIDに特徴的であった。
一方、スイス菌感染後の胃リンパ濾胞形成は、胃粘膜B細胞から産生されるIFN-γによって誘導され、さらに、胃粘膜に産生されたCXCL13が基点となって胃MALTリンパ腫発症を促進していることが示唆された。

自由記述の分野

消化器内科学、細菌学

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公開日: 2016-06-03  

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