研究領域 | 生命応答を制御する脂質マシナリー |
研究課題/領域番号 |
22116010
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
清原 裕 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80161602)
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研究分担者 |
久保 充明 理化学研究所, 総合生命医科学研究センター, 副センター長 (30442958)
二宮 利治 九州大学, 大学院医学研究院, 教授 (30571765)
秦 淳 九州大学, 大学院医学研究院, 准教授 (00448432)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 脂質メディエーター / 遺伝子多型 / エイコサペンタエン酸 / アラキドン酸 / ビタミンD / 心血管病 / 悪性腫瘍 / 慢性腎臓病 |
研究成果の概要 |
福岡県久山町の一般住民を対象に,脂質メディエーターおよびその関連遺伝子と生活習慣病の関連を検討した.脂質メディエーター関連遺伝子と生活習慣病の関連を分析すると,PLA2G3遺伝子多型はHDLコレステロールレベルと,PA-PLA1遺伝子多型はbody mass indexとそれぞれ有意な正の関連を示した.また,久山町の追跡調査の成績を用いて脂質メディエーターと生活習慣病の関連を検討したところ,血清エイコサペンタエン酸/アラキドン酸の血中濃度比の低下は虚血性心疾患発症,悪性腫瘍死亡の,血清1,25-ジヒドロキシビタミンDレベルの低下は慢性腎臓病発症のそれぞれ有意な危険因子であった.
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自由記述の分野 |
生活習慣病の疫学
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