研究領域 | 多方向かつ段階的に進行する細胞分化における運命決定メカニズムの解明 |
研究課題/領域番号 |
22118006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
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連携研究者 |
田中 稔 国際医療研究センター, 研究所, 室長 (80321909)
伊藤 暢 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 准教授 (50396917)
榎本 豊 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (20608210)
西條 栄子 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 技術専門職員 (60376647)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 造血 / 免疫 / 肝臓 / 間葉系幹細胞 / サイトカイン |
研究成果の概要 |
成体肝臓は代謝の中心的な器官で生体の恒常性維持に必須の役割を果たすが、各種の免疫細胞を多数擁する免疫応答の場でもある。また、肝臓は胎生期における主要な造血組織であるが、造血の場は出生後には骨髄に移行する。本研究では、胎児肝臓および成体骨髄における造血環境および成体肝臓における炎症反応/再生の機構を解析した。マウス胎児肝臓の辺縁部が赤血球造血のニッチとして機能することを明らかにした。Oncostatin Mが骨髄の間葉系幹細胞の分化能と造血支持能を制御している様子を明らかにした。IL-4により誘導されるNK細胞集団の存在や肝障害による線維化におけるM2マクロファージの機能を明らかにした。
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自由記述の分野 |
細胞生物学
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