• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

乾燥ストレスに対する植物の生存戦略の分子機構

計画研究

  • PDF
研究領域大地環境変動に対する植物の生存・成長突破力の分子的統合解析
研究課題/領域番号 22119004
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京大学

研究代表者

篠崎 和子  東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30221295)

研究分担者 溝井 順哉  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 講師 (20469753)
城所 聡  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助教 (70588368)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード植物 / シロイヌナズナ / 乾燥ストレス応答 / 高温ストレス応答 / 遺伝子発現制御 / 転写因子 / 転写制御ネットワーク / 翻訳後調節
研究成果の概要

植物の乾燥と高温ストレスの応答機構で重要な働きを示す転写因子DREB2Aは転写レベルで制御されており、高温下ではHsfA1転写因子、乾燥下ではAREB転写因子が重要な機能を持つことを示した。通常条件下ではDREB2Aの転写は、GRF7によって抑制されていることも明らかにした。一方、DREB2Aは翻訳後調節も受けており、ストレス下でのタンパク質の安定化が活性化に重要であることを示した。さらに、活性化したDREB2AはDPB3-1と相互作用することにより、協調的に下流遺伝子群の発現誘導を強めることを示すなど、DREB2Aを中心とした植物の環境ストレス応答の転写ネットワークの制御機構を解明した。

自由記述の分野

植物の環境ストレス応答と耐性獲得の分子生理学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi