研究領域 | 細胞シグナリング複合体によるシグナル検知・伝達・応答の構造的基礎 |
研究課題/領域番号 |
22121005
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2012-2014) 独立行政法人産業技術総合研究所 (2010-2011) |
研究代表者 |
千田 俊哉 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (30272868)
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連携研究者 |
堀越 正美 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 准教授 (70242089)
関 政幸 東北薬科大学, 薬学部, 教授 (70202140)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | X線結晶構造解析 / クロマチン / ヌクレオソーム / 転写 / 複製 / CAF-I / HIRA |
研究成果の概要 |
クロマチンの基本構成要素であるヌクレオソームの破壊と再形成は、複製・転写・修復・組換えなどの多くの核内反応を制御するだけでなく、ヒストンの翻訳後修飾等のエピジェネティク情報の伝達にも深く関わる生命現象である。本研究では高分子量型ヒストンシャペロンであるCAF-1とHIRAに注目し、研究を推進した。CAF-Iについては、昆虫細胞における大量発現系の構築と出芽酵母からの複合体の大量精製系の構築を行い、電子顕微鏡による負染色像観察に成功した。HIRAについては、C末端側ドメインの結晶を得ることに成功した。加えて、細胞内シグナルを擾乱するピロリ菌由来タンパク質CagAの結晶構造の決定にも成功した。
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自由記述の分野 |
結晶学・構造生物学
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