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2014 年度 研究成果報告書

プラナリアの再生原理の探求

計画研究

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研究領域3次元構造を再構築する再生原理の解明
研究課題/領域番号 22124004
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関兵庫県立大学 (2014)
徳島大学 (2013)
独立行政法人理化学研究所 (2010-2012)

研究代表者

梅園 良彦  兵庫県立大学, 生命理学研究科, 教授 (20391881)

研究分担者 樽井 寛  理化学研究所発生再生科学総合研究センター, ゲノム資源解析ユニット, ユニットリーダー (90342815)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード再生原理
研究成果の概要

申請者らは、再生能力の特に高いプラナリア種(ナミウズムシ)の再生原理の解明をめざした。その結果、ERKタンパク質とb-cateninタンパク質がからだの前後軸に沿って相反する活性勾配を形成することにより、からだの異なる領域(頭、咽頭前部、咽頭部と尾) が再生できることがわかった。さらに、ナミウズムシの再生原理にもとづいて、もともと尾部から頭部を再生できない別種のプラナリア(コガタウズムシ)では、b-catenin活性が過剰に働くことによって頭部再生が不全であることがわかった。遺伝子操作によりb-catenin活性を阻害されたコガタウズムシ尾部断片は、完全に機能的な頭部を再生することができた。

自由記述の分野

発生生物学

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公開日: 2016-06-03  

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