研究領域 | 食欲と脂肪蓄積の制御と破綻の分子基盤の解明 |
研究課題/領域番号 |
22126009
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
中里 雅光 宮崎大学, 医学部, 教授 (10180267)
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研究分担者 |
山口 秀樹 宮崎大学, 医学部, 講師 (10305097)
上野 浩晶 宮崎大学, 医学部, 助教 (00381062)
十枝内 厚次 宮崎大学, 医学部, 講師 (80381101)
坪内 拡伸 宮崎大学, 医学部, 助教 (60573988)
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連携研究者 |
田口 明子 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 部長 (80517186)
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研究協力者 |
ワイズザベットTM
ナズニンファーハナ
モインアブサレMD
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 内科 / 医療 / 生理活性 / 糖尿病 / トランスレーショナルリサーチ / 肥満 / インスリン分泌 / 膵β細胞 |
研究成果の概要 |
摂食調節ペプチドの病態生理学的解析と新規摂食調節ペプチドの探索および行動薬理学的解析から肥満治療に向けた基礎研究を実施した。高脂肪食による腸管での炎症情報が、マウスにおいて迷走神経求心路を介して延髄から視床下部へ伝播され、自律神経遠心路と免疫系の障害をもたらし肥満の成因となることを示した。さらに高脂肪食による迷走神経節と視床下部の炎症が高脂肪食摂取後1日で生じることを見出し、肥満発症の予防に食事毎の脂肪摂取量管理の重要性を示した。膵臓β細胞内のインスリン分泌顆粒に共存し、細胞内Ca2+を増加する新規ペプチドを同定し、グルコース応答性インスリン分泌を促進することを示した。
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自由記述の分野 |
内分泌
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