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2014 年度 研究成果報告書

細胞のミクロな力学作用がマクロな心臓の形態を生み出すロジック

計画研究

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研究領域ミクロからマクロへ階層を超える秩序形成のロジック
研究課題/領域番号 22127006
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東北大学

研究代表者

小椋 利彦  東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60273851)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード力刺激 / 転写調節 / miRNA / 心臓発生 / 弁形成
研究成果の概要

心臓は拍動し、内部に正常な血液の流れが無いと正常に発生しない。事実、心拍に異常をもつゼブラフィッシュやマウスでは多彩な心奇形が生じ、ヒト先天性心疾患に類似した形態異常が見られる。これが遺伝子異常が無くても先天性心疾患が発症する原因のひとつと考えられている。拍動や血流に起因する機械的刺激が重要な意味を持つと考えられているが、その分子機構は未解明で、力と心臓発生を結びつけるロジックはわかっていない。本研究では、力刺激がどのように心臓発生、特に弁形成をコントロールするか、その詳細な分子基盤、遺伝子基盤を解き明かした。この研究は、先天性心疾患の理解に大きく役立つと予想される。

自由記述の分野

分子生物学、発生生物学

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公開日: 2016-06-03  

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