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2015 年度 研究成果報告書

少数遺伝子変化による新奇複合適応形質進化の分子機構解明

計画研究

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研究領域複合適応形質進化の遺伝子基盤解明
研究課題/領域番号 22128002
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関基礎生物学研究所

研究代表者

長谷部 光泰  基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 教授 (40237996)

研究分担者 大島 一正  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (50466455)
連携研究者 村田 隆  基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 准教授 (00242024)
研究協力者 日渡 祐二  
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2016-03-31
キーワード複合適応形質 / 進化 / 食虫植物 / フクロユキノシタ / 収斂 / クルミホソガ / 寄主転換
研究成果の概要

個々の形質進化は適応的でないが、いくつかの形質進化が積み重なることで初めて適応的になる進化(新奇複合適応形質進化)の仕組みはよくわかっていない。本研究では、新奇複合適応形質進化の例として主に下記の研究を行った。(1)サラセニアの捕虫葉は平らな形の葉の特定の場所で細胞分裂の方向を変えるという細胞レベルでの変化の結果として引き起こされていることがわかった。(2)フクロユキノシタのゲノム解読を行い、捕虫葉特異的に発現している遺伝子を同定し捕虫葉形成遺伝子候補を同定した。(3)食虫植物の消化酵素は特定の耐病性遺伝子が繰り返し用いられて進化し、消化液環境に適応して収斂進化していることがわかった。

自由記述の分野

進化学

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公開日: 2017-05-10  

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