研究領域 | パーソナルゲノム情報に基づく脳疾患メカニズムの解明 |
研究課題/領域番号 |
22129007
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
糸川 昌成 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 分野長 (40332324)
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研究分担者 |
瀧澤 俊也 東海大学, 医学部, 教授 (70197234)
新井 誠 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 副参事研究員 (80356253)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 遺伝子 |
研究成果の概要 |
GLO1のrare variantから同定された統合失調症のカルボニルストレスは、一般症例の40%でも検出された。カルボニルストレス陽性症例の臨床特徴については、カルボニルストレスを反映する二つの有力なバイオマーカー候補分子であるペントシジンとビタミンB6を用いて163名の統合失調症患者を4群に分類し、統合失調症の精神症状評価尺度である PANSS を実施して臨床特徴を比較検討した。その結果、カルボニルストレスを呈する患者群では、カルボニルストレスの無い患者群と比較して、入院患者の割合が高く、入院期間が4.2倍と長期に及び、投与されている抗精神病薬の量が多いという特徴が明らかになった。
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自由記述の分野 |
精神医学
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