研究領域 | 癌幹細胞を標的とする腫瘍根絶技術の新構築 |
研究課題/領域番号 |
22130004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
須田 年生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (60118453)
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研究分担者 |
田久保 圭誉 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (50502788)
永松 剛 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70453545)
生島 芳子 独立行政法人国際医療研究センター, その他部局等, 上級研究員 (00571366)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 癌幹細胞 / ニッチ / 活性酸素 / 血液腫瘍疾患 / 細胞周期 |
研究成果の概要 |
造血幹細胞は細胞周期をゆっくりと回っている。この静止期性により、幹細胞は外界からのストレスを受けにくくなっていて、長期にわたる造血にもかかわらずその消耗を免れていると考えられる。幹細胞の静止期性は、内的および外的因子によって制御されている。我々は造血幹細胞の代謝を検討し、それらは低酸素性ニッチでHIF-1αを発現し、嫌気的代謝を営んでいることを見出した。HIF-1α欠損マウスの造血幹細胞は好気的代謝により、その静止期性を失い、消耗老化が進むことを見出した。
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自由記述の分野 |
幹細胞生物学
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