研究領域 | 性差構築の分子基盤 |
研究課題/領域番号 |
22132004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 浜松医科大学 (2011-2014) 独立行政法人国立成育医療研究センター (2010) |
研究代表者 |
緒方 勤 浜松医科大学, 医学部, 教授 (40169173)
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研究分担者 |
深見 真紀 (独)国立成育医療研究センター研究所, 分子内分泌研究部, 部長 (40265872)
筒井 和義 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20163842)
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連携研究者 |
鏡 雅代 (独)国立成育医療研究センター研究所, 分子内分泌研究部, 室長 (70399484)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 性差構築 / ヒト疾患解析 / 性分化疾患 / 遺伝的制御 / 内分泌制御 |
研究成果の概要 |
性差は、遺伝的制御と内分泌的制御のもとに構築される。われわれは、約1,000におよぶヒト性差関連疾患患者検体を次世代シークエンサーおよびアレイCGHを含む最新の方法を用いて解析し、遺伝的制御にかかわる新規因子としてBHLHA9と複数の遺伝子が関与するoligogenecityの存在を、内分泌的制御にかかわる新規因子としてMAMLD1やPROKR1を同定すると共に、新規男性ホルモン産生経路backdoor pathwayの役割を明らかとした。さらに、生殖行動、攻撃行動、自発運動の性差形成に、脳内ステロイドの合成系と作用系に関わるgnihなど遺伝子群が重要な役割を担っていることを明らかとした。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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