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2014 年度 研究成果報告書

HLAと病原菌・ウイルスとの共進化

計画研究

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研究領域先端技術を駆使したHLA多型・進化・疾病に関する統合的研究
研究課題/領域番号 22133007
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関総合研究大学院大学

研究代表者

颯田 葉子  総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 教授 (20222010)

研究協力者 安河内 彦輝  
LAU Quintin  
藤戸 尚子  
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード自然選択 / 免疫機構 / 進化速度 / ペプチド / 病原菌 / ペプチド結合領域
研究成果の概要

ヒトの主要組織適合性抗原遺伝子群(HLA)は病原菌に感染したことを感知するなど、免疫系で重要な役割を担う。このHLAは未知のウィルスや細菌に対応するため、ヒトのゲノムの中で最も多型的である。この多様性を形成し維持するメカニズムについて、以下の結果を得た。1) HLA6遺伝子座に働く自然選択の強度は高々3%程度である。2) HLA-DRB1遺伝子座対立遺伝子のペプチド結合領域でのアミノ酸進化速度が一定ではない、3) 対立遺伝子の中には他の霊長類で失われたことによりヒト特異的となった系統があることなどを明らかにした。その他に対立遺伝子間の遺伝的距離と結合するペプチドの種類数との関係を推定した。

自由記述の分野

分子進化学、集団遺伝学、進化生理学

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公開日: 2016-06-03  

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