計画研究
質感知覚に有効な画像生成と加工技術の開発を進めた.特に複数毎の分光画像を用いて効率良く実在物体の反射特性および蛍光特性のモデル化し,任意照明下での物体の見えを合成する手法を実現し,この成果をコンピュータビジョンのトップ会議で発表し,その成果を拡張させた研究が権威ある論文誌への採録が決定した. また,異なる照明色の下で撮像された複数毎のRGB画像を用いて対象シーンの反射および蛍光の分光特性をモデル化する技術を国際会議で発表した.本研究でモデル化された実在シーンの反射および蛍光特性を用いて,蛍光成分を含む画像と蛍光成分が欠如した画像を合成し提示することで,蛍光成分が人間の知覚に与える影響について検討した.さらに,これまで進めてきた観察にもとづく実在物体の形状推定手法を発展させて,質感の統計量に基づき頑健な形状推定手法を実現させた.
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (4件)
IEEE Trans. Pattern Analysis and Machine Intelligence
巻: 未定(先にオンラインで掲載済み) ページ: 未定 先にオンラインで掲載
DOI: 10.1109/TPAMI.2015.2389841
巻: 未定 ページ: 未定
International Journal of Computer Vision
巻: 110 ページ: 172-184
DOI 10.1007/s11263-013-0687-z