| 研究領域 | 統合的多階層生体機能学領域の確立とその応用 |
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| 研究課題/領域番号 |
22136011
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| 研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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| 研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
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研究代表者 |
中沢 一雄 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究情報基盤管理室, 室長 (50198058)
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| 研究分担者 |
原口 亮 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究情報基盤管理室, 研究員 (00393215)
清水 渉 独立行政法人国立循環器病研究センター, 不整脈科, 医長 (50399606)
芦原 貴司 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (80396259)
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| キーワード | 不整脈 / シミュレーション |
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| 研究概要 |
平成22年度は心電情報および光学マッピング実験データを心臓数理モデルに反映させるための技術開発を行った。心臓数理モデルについては、直方体形状の心筋組織に線維走向を組み込んだシミュレーションを実現するためのモデル開発を行った。このモデルを用い、心筋線維走向と生来の不整脈に対する防御機構との関連について検討した。また、将来的に心室形状モデルを用いたシミュレーションを実行することを想定し、MR画像から心室形状を構築するためのシステム開発、プルキンエ線維の解剖学的形状の電子顕微鏡による観察を行った。さらに、細胞膜におけるイオンチャネルの不均質な分布や細胞間隙の構造および細胞内の電位勾配などに着目した新しい考えのモデルを開発し、心臓興奮の頑健性の破綻の一つであるphase 2リエントリーの再現の可能性を検討した。光学マッピングについては、心臓冷却による除細動の有用性とそのメカニズム、Kイオン電流の遮断と不整脈との関連について検討し、数理モデルと比較検討するための基礎データの収集を行った。また、これらの実験をシミュレーションにより再現するための数理モデルの改良も併せて行った。
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