計画研究
「コンピュータシミュレーションによる多階層生体機能学による循環器診療支援」や「循環器診療支援に向けての計算科学」など、多階層生体機能学に関わる研究班の成果について、生活生命支援医療福祉工学系学会連合大会や日本生体医工学会大会などにおいて、招待講演や一般講演を行った。コンピュータシミュレーションを用いた心臓刺激伝導系における興奮伝導の研究として、洞結節の不均質構造の重要性に関わる成果を「PloS ONE」と「循環器病研究の進歩」において掲載した。タブレットPCを用いた心臓変形シミュレーションの研究成果を「医療情報学会誌」に掲載した。遺伝性不整脈に関わる臨床的な研究成果を、「Journal of Nippon Medical School」に掲載した。さらに、「生体医工学会 誌」において多階層生体機能学の特集号を企画し、結果として、「iPS細胞シミュレーションの不整脈研究への応用可能性」や「CGのShape Matching手法を応用した心臓拍動のビジュアルシミュレーション」など4つの関係論文の掲載が決定した。一方、領域内の他班との共同研究において、相庭班と行った「ブルガーダ症候群における右室流出路の伝導遅延と心室頻拍」に関するコンピュータシミュレーション研究が国際学会(ICE2015)において発表予定である。蒔田班と行った「プルキンエ線維起源不整脈」に関する研究論文を不整脈関連の国際ジャーナルへ投稿を準備しており、また、山下班と行った「薬物循環動態と連携したスパイラルリエントリーのシミュレーション研究」や天野班と行った「心室格差を考慮した心筋の興奮収縮連関」の研究も、医療情報学連合大会など国内学会あるいは研究会において発表を計画している。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 備考 (3件)
生体医工学
巻: 53(3) ページ: 印刷中
PLoS ONE
巻: 9(4) ページ: e94565
10.1371/journal.pone.0094565
循環器病研究の進歩
巻: 35(1) ページ: 69-80
J Am Coll Cardio
巻: 64(1) ページ: 80-82
10.1016/j.jacc.2014.04.023
J Nippon Med Sch
巻: 81(4) ページ: 203-210
org/10.1272/jnms.81.203
医療情報学
巻: 34(5) ページ: 221-232
http://www.ncvc.go.jp/res/divisions/biomedical_system/bms_001.html
http://www.ncvc.go.jp/res/divisions/biomedical_system/bms_007.html
http://www.ncvc.go.jp/res/divisions/biomedical_system/bms_010.html