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2022 年度 実績報告書

げっ歯類の嫉妬:全脳活動計測による嫉妬の生成モジュールの探索

計画研究

研究領域嫉妬の理解と創出:生物ロボティクス融合による共生社会のための社会情動の理解
研究課題/領域番号 22H05080
研究機関大阪大学

研究代表者

笠井 淳司  大阪大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (40454649)

研究分担者 野村 洋  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (10549603)
研究期間 (年度) 2022-05-20 – 2025-03-31
キーワード嫉妬 / 大規模神経活動イメージング
研究実績の概要

社会的情動の一つである嫉妬(不公平嫌悪)は、時空間的に動的な脳活動によって処理されるため、静的な神経回路地図を描いてきた従来の研究戦略からの変革が必要である。そこで独自の技術を組み合わせ嫉妬に関わるミクロ・マクロ制御のダイナミックな活動連関を明らかにする。さらに大規模な活動計測・詳細な活動操作・嫉妬表出の観察を通して、社会的情動モデルの機能モジュールの仮説を実証し、本領域で作成するヒト共生ロボットの開発に貢献し、共生社会への応用を目指している。そこで、本研究では、げっ歯類の一連の情動コア領域等の大規模神経活動と実験動物の心拍や表情、体温など客観的な複数の表出指標の測定により、嫉妬生成に関わる脳内活動動態の特徴を明らかにする。さらに神経活動操作を行い、神経活動や嫉妬表出の観察を通して、A02/A03班が導出する社会的情動モデルの機能モジュールの仮説を実証する。本年度は、げっ歯類の不公平嫌悪課題を新たに構築し、大規模神経活動からコアモジュールに対応する領域を特定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

概ね計画通り進捗し、嫉妬生成を評価する実験系を構築し、嫉妬生成に関わる脳活動を同定できたため。

今後の研究の推進方策

生体信号を記録しながら、大規模神経活動イメージングを実施していく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 嫉妬の理解と創出:生物ロボティクス融合による共生社会のための社会情動の理解

    • URL

      http://envyscience.umin.jp/

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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