計画研究
プリンストン大学との共同研究として進めてきた高コントラスト赤外線面分光器(CHARIS)は完成し、平成27年度末にすばる望遠鏡へと納入された。これに伴い、CHARISの試験観測を平成28年度のできるだけ早い時期に開始することとし、そのために必要な経費を平成28年度に繰越すこととした。(なお平成28年7月から、CHARISを前置光学系である超高次波面補償光学装置(SCExAO)と組合せて試験観測を実施し、系外惑星からのスペクトルの検出に成功した。これによってCHARISが予定通りの性能を有していることを確認した。CHARISは、今後すばる望遠鏡の共同利用を通して一般の研究者にも広く門戸を開放し、系外惑星の観測を進めることとした。) 観測研究においては、観測が終了したすばる望遠鏡による系外惑星撮像プログラム(SEEDS)で得られたデータの論文化を進めた。またニュージーランドに設置した望遠鏡で進めている重力マイクロレンズ法による観測(MOAプロジェクト)では、これまでに合計36個の系外惑星を発見した。これらは、木星型巨大ガス惑星が25個、海王星型惑星が10個、地球型惑星が1個であり、当初計画通り地球型惑星の検出にも成功した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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