多機能型キラルオニウム塩の設計に基づく高選択的分子変換法の開拓

2015 年度 研究成果報告書

• 研究領域: 有機分子触媒による未来型分子変換
• 研究課題/領域番号: 23105004
• 研究種目: 新学術領域研究(研究領域提案型)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 理工系
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 浦口 大輔 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70426328)
• 研究期間 (年度): 2011-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: 有機分子触媒

研究成果の概要

本研究は、P－スピロ型キラルアミノホスホニウムイオンの構造に内在する触媒機能、すなわち(a)共役塩基の触媒作用、(b)超分子イオン対の触媒作用(c)イオン性ブレンステッド酸触媒作用、(d)二相条件下での触媒作用、を武器に新規かつ多彩な高選択的分子変換の開発に取り組んだ。高度な共役付加反応や酸化／還元型反応に加えてラジカル反応の精密制御に成功し、イオン間力を鍵相互作用とする触媒化学の可能性を示した。

自由記述の分野

有機合成化学