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2015 年度 研究成果報告書

観察・計測によるシンクロ/非シンクロ型LPSO構造の変形機構と強化原理の比較解明

計画研究

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研究領域シンクロ型LPSO構造の材料科学 ―次世代軽量構造材料への革新的展開―
研究課題/領域番号 23109008
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関九州大学

研究代表者

東田 賢二  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70156561)

研究分担者 森川 龍哉  九州大学, 大学院工学研究院材料工学部門, 助教 (00274506)
萩原 幸司  大阪大学, 大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻, 准教授 (10346182)
藤原 雅美  日本大学, 工学部, 教授 (40156930)
連携研究者 鈴木 真由美  富山県立大学, 工学部機械システム工学科, 准教授 (20292245)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワード力学特性 / 塑性変形機構 / キンク / 変形帯 / 高温強度
研究成果の概要

塑性変形を用いたキンク帯導入によりLPSO相の強度は最大2倍以上もの上昇を示した.キンク帯密度と強度との関係は常温から573Kに渡る温度域で実験的に定量化され,キンク帯強化の定量的指針の導出につながる大きな成果を得た.キンク帯の方位や形態といったメゾスケール構造解析が進み,その幾何学的特徴と共に,その場観察によるレンズ状のキンク境界対の高速進展の様相が捉えられた.ナノスケールマーカでキンク近傍のせん断ひずみを定量化し底面すべりの大きな寄与が示された.これらはキンクの回位モデルによる解釈を強く示唆する.加えて,LPSO構造の高温変形機構の同定も進展し,大きな変形抵抗の起源が明らかにされた.

自由記述の分野

材料物性学

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公開日: 2017-05-10  

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