研究領域 | 統合的神経機能の制御を標的とした糖鎖の作動原理解明 |
研究課題/領域番号 |
23110007
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
吉田 秀郎 兵庫県立大学, 生命理学研究科, 教授 (60378528)
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連携研究者 |
若林 貞夫 兵庫県立大学, 大学院生命理学研究科, 准教授 (80148436)
谷口 麻衣 兵庫県立大学, 大学院生命理学研究科, 助教 (00423898)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 神経 / 糖鎖 / ゴルジ体 / ストレス応答 / 細胞小器官 / 小胞体 / 小胞輸送 / 細胞生物学 |
研究成果の概要 |
ゴルジ体は、神経細胞の機能に重要な機能を果たしている。例えば、樹状突起にはゴルジ・アウトポストと呼ばれる著しく発達したゴルジ体が存在し、神経細胞におけるタンパク質の糖鎖修飾や小胞輸送を担っている。
本研究では、ゴルジ体ストレス応答の応答経路としてTFE3経路やプロテオグリカン経路、ムチン経路、グリコスフィンゴリピッド経路を同定し、TFE3経路を制御する転写因子TFE3の活性化機構を解明するとともに、TFE3経路を活性化するゴルジ体ストレスの分子的実体にシアル酸修飾の不全が関与していることを明らかにした。また、ゴルジ体ストレス応答がグリア細胞の分化に必須であることを見出した。
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自由記述の分野 |
細胞生物学
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