研究領域 | 上皮管腔組織の形成・維持と破綻における極性シグナル制御の分子基盤の確立 |
研究課題/領域番号 |
23112003
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
大野 茂男 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (10142027)
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連携研究者 |
廣瀬 智威 横浜市立大学, 医学部, 講師 (20381668)
佐々木 和教 横浜市立大学, 医学部, 助教 (50438131)
中谷 雅明 横浜市立大学, 医学部, 助教 (70422095)
GOULAS Spyros 横浜市立大学, 医学研究科, 特任助教 (90644352)
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研究協力者 |
飯田 直子
佐藤 大輔
佐藤 由典
田村 可奈
峰松 尚子
髙栁 亜由美
藤田 龍平
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 幹細胞 / シグナル伝達 / 細胞極性 / 上皮組織 / 発生・分化 / がん / 乳腺 / 再生医学 |
研究成果の概要 |
本研究では、乳腺組織をモデルとして、細胞極性タンパク質(様々な細胞の極性を制御する普遍機構(aPKC-PAR系)が、乳腺組織幹細胞及び前駆細胞の自己亢進・増殖などにおける役割を解析しました。そして、幹細胞の自己更新にaPKCが正の役割を持っていること、さらにを媒介する新たな転写因子の同定に成功しました。一方、管腔前駆細胞では、aPKCはその抑制的な役割を果たしており、ErbB2の転写を抑制している事を見いだしました。それらの異なったタイプの乳がんで、上述の各々のケースがある事を示唆しました。診断に役立つことが期待されます。
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自由記述の分野 |
分子細胞生物学
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