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2015 年度 研究成果報告書

上皮管腔組織の破綻と上皮間葉転換

計画研究

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研究領域上皮管腔組織の形成・維持と破綻における極性シグナル制御の分子基盤の確立
研究課題/領域番号 23112008
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関北海道大学

研究代表者

佐邊 壽孝  北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40187282)

研究分担者 小根山 千歳  愛知県がんセンター研究所, 感染腫瘍学部, 部長 (90373208)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワード乳癌 / 腎名細胞がん / 癌間充識悪性 / 薬剤耐性 / p53変異 / メバロン酸合成経路 / Arf6 / LPA
研究成果の概要

低分子量G蛋白質Arf6を軸とした癌悪性度進展経路を明らかにしていたが、本期間において、Arf6経路は癌特異的間充織型経路であること、Arf6活性化には細胞内メバロン酸経路活性が必須であり、このことは癌抑制遺伝子TP53変異と癌悪性度進展とを明確に結びつけること、Arf6経路は浸潤転移だけではなく癌薬剤耐性の根本でもあることも明らかにした。Arf6経路は受容体型チロシンキナーゼによって活性化されることを以前に示したが、脂質メディエーターLPAは、RhoAではなくArf6を活性化し、癌間充織様悪性度を進展させることも明らかにした。これらの成果は掲載誌記事に大きく取り上げられ、新聞報道もされた。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2017-05-10  

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