計画研究
まず、雑種不妊の原因遺伝子に関して、培養細胞系での近縁種間の機能的な際について見いだした。特に、この分子が、SUMOタンパク質が存在するような領域にあることがわかってきた。これまで、近縁種間でのクロマチン制御分子の機能的な差異については、ハエやマウスや植物で報告があるのみであり、実際の野外生物での例としては初めてであると考えられる。現在はこの分子のノックアウトイトヨも解析中であり、来年度にその結果を踏まえて論文発表へと進めて行くことが期待される。また、イトヨの腎臓からとった初代培養細胞を増殖させることにも成功した。この実験システムは、私の研究室において新しい可能性を提供するものであり、非常に貴重に重要な成果と言える。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件)
Ecology and Evolution
巻: 65 ページ: 2190-2204
10.1002/ece3.2047
Evolutionary Ecology Research
巻: in press ページ: in press
Genes and Genetic Systems