研究領域 | ゲノムを支える非コードDNA領域の機能 |
研究課題/領域番号 |
23114003
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
太田 邦史 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90211789)
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研究分担者 |
加藤 由起 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (50391917)
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連携研究者 |
山田 貴富 中央大学, 理工学部生命科学科, 助教 (30451850)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | DNA / ゲノム / 非コード領域 / 組換え / 転写 / クロマチン / エピゲノム |
研究成果の概要 |
非コードDNAの動的性質が、クロマチンやエピゲノム、ノンコーディングRNA転写などにより、どのように統合的に制御されているかを調べた。その結果、1)減数分裂期の遺伝的組換えホットスポットにおいて特徴的なヒストン修飾が生じ、これによりゲノム進化の空間的制御が行われていること、2)組換えホットスポットの活性化に「リエゾン因子」というタンパク質がもたらす非コードDNA領域の染色体高次構造変化が重要な役割を果たすこと、3)非コードDNA部分のRNA転写によりその近傍の遺伝子領域でクロマチン構造やエピゲノムの変化が誘発され、その変化を通じて遺伝子発現が正または負に制御されること、などを明らかにしてきた。
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自由記述の分野 |
分子生物学
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