• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

クロマチン変換による代謝リプログラミングの分子基盤

計画研究

  • PDF
研究領域生命素子による転写環境とエネルギー代謝のクロストーク制御
研究課題/領域番号 23116009
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関熊本大学

研究代表者

中尾 光善  熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (00217663)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワード代謝調節 / クロマチン / 遺伝子発現 / リジン脱メチル化 / フラビン / 脂肪細胞 / 癌細胞
研究成果の概要

LSD1ファミリーは、ヒストンH3のリジン脱メチル化酵素であり、フラビン(FAD)がその酵素活性に不可欠である。本研究において、LSD1が脂肪細胞でエネルギー消費を抑制し、脂肪蓄積を促進するエネルギー代謝調節を明らかにした。また、癌細胞においてLSD1が好気的解糖と低酸素誘導性の転写因子HIFの安定化をもたらすことを示した。さらに、LSD2が肝細胞の脂肪毒性に対する防御に働くことが判明した。生命素子と転写環境の観点から、DNAおよびリジン残基のメチル化・脱メチル化によるクロマチン変換に着目した研究を行い、代謝のリプログラミングの分子基盤を明らかにした。

自由記述の分野

分子遺伝学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi