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2015 年度 研究成果報告書

植物由来共生オルガネラの宿主隷属化機構

計画研究

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研究領域マトリョーシカ型進化原理
研究課題/領域番号 23117007
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

永宗 喜三郎  国立感染症研究所, 寄生動物部, 室長 (90314418)

研究分担者 西川 義文  帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 准教授 (90431395)
加藤 健太郎  帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 特任准教授 (30401178)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワードアピコンプレクサ / 植物ホルモン
研究成果の概要

申請者らは、アピコンプレクサに属するトキソプラズマやマラリア原虫がいくつかの植物ホルモンを実際に産生していることを示した。また、その一連の解析の中で、特にマラリア原虫ではサリチル酸が高濃度に蓄積していることを見いだし、サリチル酸の宿主免疫を改変機能とマラリアの重症度決定に関与している可能性を示した。
さらに申請者らはアブシジン酸生合成阻害剤がトキソプラズマのみならず近縁のネオスポーラに対しても抗原虫作用を持つことを示し、さらに今までに治療薬のないトキソプラズマ組織シストに対する阻害効果を持つ物質をスクリーニングした結果、in vitro、in vivo双方で効果を持つ物質を見出すことができた。

自由記述の分野

寄生虫学

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公開日: 2017-05-10  

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