計画研究
分担研究者の近畿大学川村教授と共に研究を推進し、共にラボ外実験を行った。九工大の柴田は、北九州市立大学の生協店舗内でデジタルサイネージ(タブレット)を用いて実験を行った。性質 と価格が似通った菓子パンを対象に、顔向きに基づき、客が購入すると予想される商品である方の商品をデジタルサイネージで推薦した場合 (正推薦)と、そうでない方の商品を推薦した場合(逆推薦)との比較を行った。購入結果だけを見ると逆推薦の効果が不明瞭であったため、 アンケートの結果との関係を分析し、ジャーナル投稿を準備している。また、柴田はTata Consultancy ServicesのKumar博 士らと共同し、サイネージが店舗内を自律的に移動するための、画像ベースのTopological SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術の開発を行った。近畿大の川村教授は博士後期課程の呉と、Augmented Reality(AR)が購買意思決定に及ぼす効用に関する実験を、近畿大の生協店舗内で行った。その結果、以前実施した基礎研究 と異なり、客の振舞が非常に複雑になることが分かったため、ビデオカメラで撮影しておくだけでは振舞を定量的に解析することが困難である ことが分かった。そこで、新たにRGB-Dカメラを実験システムに加え、顔画像解析ソフトウェアを実験システムに統合し、実店舗実験を行い、ジャーナル 投稿を準備している。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件)
広告科学
巻: 62 ページ: 未定
Robotics and Autonomous Systems
巻: 77 ページ: 55-65
10.1016/j.robot.2015.12.003
Neuroscience Research
巻: 100 ページ: 55-62
10.1016/j.neures.2015.06.006
Frontiers in Psychology
巻: 6 ページ: 1-7
10.3389/fpsyg.2015.0084