研究領域 | 現代文明の基層としての古代西アジア文明―文明の衝突論を克服するために― |
研究課題/領域番号 |
24101005
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
久田 健一郎 筑波大学, 生命環境系, 教授 (50156585)
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研究分担者 |
鎌田 祥仁 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30294622)
荒井 章司 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (20107684)
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研究協力者 |
Poshtkoohi Monireh イラン地質調査所, 上席研究員
Parisa Gholami Zadeh イラン地質調査所, 研究員
Aghanabati Seyed A. イラン地質調査所, 名誉研究員
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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キーワード | 西アジア / 石器 / 放散虫岩 / 石灰岩 / 出アフリカ / ホモサピエンス / ザグロス山脈 / オフィオライト |
研究成果の概要 |
ジュラ紀には地球上には、ネオテチス海を挟んでローラシアとゴンドワナ大陸が拡がっていた。西アジアはネオテチス海の最奥に位置し、古赤道付近になる。この地理的条件下では、湧昇流による影響も大きく、動物性プラクトンなどの生産性の高い地域と合致する。また熱帯、亜熱帯でサンゴ礁が生育するため、炭酸塩プラットフォームが、アラビア大陸側に広域的に発達した。ザグロス山脈は住処としての石灰洞と石器の石材として放散虫岩を提供したことになる。したがって、ザグロス山脈は古代ホモサピエンスにとってかけがえのない場所であったのに違いない。
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自由記述の分野 |
地質学
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