研究領域 | 現代文明の基層としての古代西アジア文明―文明の衝突論を克服するために― |
研究課題/領域番号 |
24101008
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
池田 潤 筑波大学, 人文社会系, 教授 (60288850)
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連携研究者 |
山田 雅道 筑波大学, 人文社会系, 非常勤研究員 (90589631)
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研究協力者 |
Cohen Yoram Tel Aviv University, Faculty of Humanities, Professor
Fleming Daniel E. New York University, Faculty of Arts and Science, Professor
春田 晴朗 東海大学, 文学部, 教授
湯沢 質幸 筑波大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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キーワード | 楔形文字 / エマル / 言語 / 歴史 / 宗教 |
研究成果の概要 |
①周辺アッカド語は混成言語として十分説明のつく現象であるため、あえて非常に稀な現象であるalloglottographyとして説明するのは不自然である。 ②エマル文書には一つの王朝しか確認されず、これはヒッタイトによるアシュタタ征服以前から存続していた可能性が高い。エマル文書初期に確認される「第一王朝」はエマル市当局と深い関係をもつ有力家系であり、王朝ではない。 ③シリア型はアシュタタの地における古くからの書記伝統であるのに対し、シリア・ヒッタイト型はその後この地域にもたらされた外来の書記伝統であると考えられるが、エマル文書ではシリア型からシリア・ヒッタイト型へという通時的な移行は認められない。
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自由記述の分野 |
言語学
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